「歴史学は根拠を問い続ける」(小田中直樹)

先日人に「歴史(学)」について上手く話せなかったので反省的にメモ。
史料批判は当たり前であるとして*1、その史料批判の過程を(なるべく)開かれたものとして記述することの重要性*2。読み手に対して反証可能性を開いておくこと。

もっとも読み手がそういったものを求めているかどうかは別の問題であるけれども。

*1:これに関しても、人に説明する時に使える"キャッチー"な事例があればいいのだけれど。

*2:推敲の段階でいかにきちんと史料批判した(orしたつもりである)としても、論述する時にそうした過程をまったくすっ飛ばしてしまうと結果として出てくるアウトプットからはその論理展開をたどることができない。