2004-05-03から1日間の記事一覧

「歴史学は根拠を問い続ける」(小田中直樹)

先日人に「歴史(学)」について上手く話せなかったので反省的にメモ。 史料批判は当たり前であるとして*1、その史料批判の過程を(なるべく)開かれたものとして記述することの重要性*2。読み手に対して反証可能性を開いておくこと。もっとも読み手がそうい…

宮地正人, 2004『歴史のなかの新選組』岩波書店

時代小説と歴史学の立ち位置の違いを実例をもって提示した啓蒙的な書。啓発されるところ大。 宮地先生も指摘しているように、新選組についての史料の整備が進んでいないということはその捉えられ方ということを考える上で非常に示唆的である。 しかしこうし…

八幡和郎, 2004『江戸三〇〇藩 最後の藩主 うちの殿さまは何をした?』光文社新書

羅列的な(であるが故に?)薄い記述だと感じたが、その一方で読み手にとっての間口を広げようとしている姿勢はそれはそれとして評価されるべきかとも思う。 「おわりに」に歴史小説よりも「まっとうな歴史書や伝記」を読むべきだとしているが、そのわりに参…

歴史データベース on the Webデータの追加はどうなっているのだろう。フリーにすると今度は信憑性の問題があるだろうし。CD-ROM版のはデータをいじくれるのだろうか。・・・とデータベースソフトのデータという形なのですね。

昨日久々に参加。体が重い。右足首と左膝に違和感。もう年か・・・しっかり体のお手入れをしましょう。