宮地正人, 2004『歴史のなかの新選組』岩波書店

  • 時代小説と歴史学の立ち位置の違いを実例をもって提示した啓蒙的な書。啓発されるところ大。
  • 宮地先生も指摘しているように、新選組についての史料の整備が進んでいないということはその捉えられ方ということを考える上で非常に示唆的である。
  • しかしこうした記述が誰に向けて書かれているのか/誰に届くのか、といったことは別に考えなくてはならないだろう。